For Restaurants|2026/09/11
ゴルフ場を取り巻く環境が変化しています。
帝国データバンクの「ゴルフ場業界」動向調査(2024年度)によると、2024年度のゴルフ場市場規模は8,100億円。前年度比3.0%増となり、4年連続で増加しました。
コロナ禍でプレーを控えていたゴルファーの復帰や訪日客の回復に加え、若年層や女性など新規層のリピーター化も市場回復の追い風となっています。
一方で、人手不足や人件費の上昇といった課題も顕在化しています。
市場が回復し、プレーヤーを迎える機会が増える一方で、限られた人員でサービス品質を維持する。これからのゴルフ場運営には、そんな両立が求められています。
そこで注目したいのが、ゴルフ場DXです。

ゴルフは、プレーそのものだけでなく、その前後や途中の時間も含めて楽しむレジャーです。クラブハウスでの食事や、ラウンド途中に立ち寄る茶店でのドリンク・軽食も、プレーヤーにとって大切なサービスの一つ。しかし、ハーフターンの昼食時間やラウンド途中の休憩時間には限りがあります。
近年は、18ホールを昼食なしで回る「スループレー」に対応するゴルフ場も増えています。スループレーの普及によって、ゴルフを4〜5時間程度で気軽に楽しめるようになったことも、ゴルフをより手軽なレジャーにする変化の一つです。
プレースタイルが変化する中で、食事やドリンクの提供も「いかにプレーを止めず、スムーズに利用できるか」という視点が重要になっています。

ゴルフ場の飲食サービスでは、電話やロッカー番号を使って注文を受ける運用が現在も行われています。
この方法では、スタッフが注文を受け、内容やロッカー番号を確認し、厨房や提供スタッフへ伝える必要があります。注文が集中する時間帯には、電話対応や情報伝達に時間がかかり、注文ミスや提供タイミングの調整が課題になることもあります。
そこで活用できるのが、モバイルオーダーです。
プレーヤー自身がスマートフォンから注文することで、注文受付にかかるスタッフの負担を減らしながら、注文情報をデジタルで管理できます。

モバイルオーダーの大きなメリットは、プレーヤーがプレー中に注文できることです。
例えば、カートに設置されたQRコードからスマートフォンでメニューを開き、ラウンド中に昼食を注文・決済。ハーフターンでクラブハウスに戻るタイミングに合わせて料理を準備しておけば、到着後すぐに受け取ることができます。
茶店で提供するドリンクや軽食も、到着前に注文を受け付けておくことで、受け渡しまでの時間を短縮できます。
つまり、
プレー中に注文
↓
到着するまでに準備
↓
着いたらすぐ受け取り
という流れをつくることができます。
これは単なる注文方法のデジタル化ではありません。「注文のためにプレーを止める」から、「プレーを続けながら必要なサービスを受ける」へ。プレーヤーの時間の使い方そのものを変える仕組みです。

ゴルフ場を取り巻く人手不足は、一時的なものではありません。
帝国データバンクの調査では、人手不足を背景とした従業員のベースアップや賞与の増加、派遣キャディの人件費上昇などにより、販売管理費が増加したゴルフ場が多いことが指摘されています。また、キャディ不足を背景とした「カート化」が進む一方で、若手スタッフの確保が難しい状況に加え、キャディを中心にスタッフの高齢化も進んでいます。そのため、プレーのセルフ化をはじめ、運営の効率化に向けた取り組みを進めるゴルフ場も増えています。
こうした環境では、「これまでスタッフが担ってきた業務を、どこまでデジタルで支えられるか」という視点が重要になります。
注文受付も、その一つ。
モバイルオーダーを活用することで、電話注文の削減、注文内容のデジタル化、キャッシュレス決済への対応、注文受付にかかるスタッフの負担軽減などが期待できます。
人を減らすことだけが省人化ではありません。人が本当に必要な接客やサービスに集中できる環境をつくることも、ゴルフ場DXの重要な役割です。

DXというと、大規模なシステム導入や設備投資をイメージするかもしれません。
しかし、重要なのはデジタル技術を導入することそのものではありません。プレーヤーにとって便利になり、スタッフにとって働きやすくなり、ゴルフ場全体の運営がスムーズになることです。
注文をデジタル化する。会計をスマートフォンで完結する。プレーヤーが到着する前に料理やドリンクを準備する。
こうした小さな変化の積み重ねが、ゴルフ場の顧客体験を変えていきます。
この視点からサービスを見直すことが、これからのゴルフ場DXの第一歩になるのではないでしょうか。
L.B.B.Cloudは、ゴルフ場の飲食サービスにも活用できるモバイルオーダープラットフォームです。
プレーヤーはスマートフォンから注文・決済を行い、クラブハウスや茶店で商品を受け取ることができます。
ゴルフ場市場が回復し、新しいプレーヤーを迎える機会が増える今だからこそ、サービス品質と業務効率を両立する仕組みづくりが重要になっています。
ゴルフ場DXの第一歩として、モバイルオーダーから始めてみてはいかがでしょうか。



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