For Restaurants|2024/10/17
タッチパネルは、お客様が自席から注文をできるようになり、店舗側は業務の効率化やヒューマンエラーの予防につながります。
そのメリットからタッチパネルを導入する飲食店は増加しています。
しかし、いざ導入を検討する際に気になることは、導入にかかる費用ではないでしょうか。
そこで、今回は飲食店でタッチパネルの導入にかかる費用の目安について、コストを抑えるコツとともにご紹介します。
飲食店におけるタッチパネルとは、セルフオーダーの端末を指します。
多くはタブレット端末を利用し、お客様がタッチパネルを操作してメニューを選び、注文をします。
タッチパネルの利用で、非接触オーダーによる感染症対策や、注文ミスやオーダーミスがなくなるなど、さまざまなメリットを得られる点が特徴です。
タッチパネルの導入には、初期費用やランニングコストがかかります。
主な費用は以下の通りです。
・端末や周辺機器
・工事費用
・システム利用料
ここからは、それぞれの費用について詳しく解説します。
レジやテーブルに置くタブレット端末や、キッチンやレジに設置するプリンターなどの周辺機器の費用です。
タブレット端末は一般的には各テーブルに1台設置するため、テーブルの数だけ端末を用意する必要があります。
タブレット端末の費用は1台3〜6万円ほどです。
店舗内のテーブル数にもよりますが、端末代は高額になる傾向にあります。
タッチパネルは各テーブルに配置するため、テーブルごとに充電用のコンセントを確保する必要があります。
コンセントの増設工事が必要となった場合、工事の規模にもよりますが初期費用は100万円を超えることもあります。
他にもインターネット環境が整っていない場合は、Wi-Fiの整備に関する工事が必要です。
システム利用料は月額制が多く、毎月継続して支払いが生じるランニングコストになることを把握しましょう。
タッチパネルによるセルフオーダーのシステム利用料は、タッチパネル1台につき数百円〜数千円ほどで、テーブル数が多いほど月額料金も高額です。
タッチパネルの導入には初期費用やランニングコストがかかる一方で、さまざまなメリットもあります。
そこでここからは、タッチパネルを導入するメリットについてご紹介します。
タッチパネルを導入すれば、従来のように注文を受けに行く手間をなくせます。
少ない人数でも効率よく業務を回せるため、人件費を抑えられます。
人件費を抑えられれば、ランニングコストの削減が可能です。
従業員が直接注文を受ける場合、注文ミスやオーダーミスが起こりやすくなります。
こうしたミスは、お客様の信頼を失うことや、廃棄ロス増加による利益の減少につながります。
しかし、タッチパネルを導入すればお客様が直接注文をするため、ミスを防ぐことが可能です。
従業員の負担やヒューマンエラーによるミスが減り、結果的にクレームを減らす効果も期待できるでしょう。
タッチパネルの導入には、まとまった金額のお金がかかることもあります。
多額の費用は店舗の運営に影響を与えるため、導入時のネックになるでしょう。
しかし、近年の日本全体のDX化に伴い、「IT導入補助金2024」や「小規模事業者持続化補助金」など、タッチパネルの導入で使える補助金があります。
補助金を活用すれば、導入時の費用負担が減らせるため、活用できる補助金がないかを確認することが重要です。
導入費用は、かかった費用の1/2〜4/5の金額を補助金として受け取れます。
出典:ITツール導入で受け取れる補助金の金額
補助金を活用できれば導入時の費用の負担を減らせますが、補助金が対象外の場合や、補助金を活用しつつ費用負担を減らしたいこともあるでしょう。
そこでここからは、導入時のコストを抑えるポイントについてご紹介します。
搭載されているサービスが増えるほどシステム利用料が高くなるため、必要な機能のみ備えたシステムを選ぶことが大事です。
導入前に店舗で必要な機能を洗い出し、最低限のサービスを備えているシステムや、自社の求めるサービスが搭載されているシステムを選ぶことで費用を抑えられます。
タッチパネルではなく、モバイルオーダーを導入すると各テーブルごとに端末を設置する必要がなくなるため、費用を抑えられます。
モバイルオーダーの場合、注文はお客様ご自身の端末を使って行います。
また、モバイルオーダーであればお客様は使い慣れている端末で操作ができるという利点もあります。
LBBが提供しているアプリ「L.B.B.Register」を利用することで、手軽にモバイルオーダーをはじめられます。
モバイルオーダーの注文管理以外にも、月額利用料金内でPOSレジ機能も使える点が特徴です。
POSレジ機能を使えば完全キャッシュレス化ができるため、レジは不要です。
飲食店のDX・経費削減はLBBにお任せください。
For Restaurants|2024/12/13
近年、多くの飲食店でモバイルオーダーの導入が行われています。
モバイルオーダーを導入することで、人件費削減や顧客満足度の向上などさまざまなメリットがある一方で、導入にかかる費用が懸念点の場合もあるでしょう。
国全体でDX化が進んでいる今日、さまざまな取り組みに対する補助金や助成金があります。
そこで今回は、モバイルオーダー導入で申請できる補助金や助成金をご紹介します。
For Restaurants|2024/12/13
モバイルオーダーは人件費の削減や売上アップなどさまざまなメリットがある一方で、導入には費用がかかります。
そこで今回は、導入にかかる費用について、選ぶ際のポイントやメリット・デメリットとともに解説します。
For Restaurants|2024/12/13
近年、顧客が自分の端末を使って注文をする「モバイルオーダー」を導入する飲食店が増えました。
大手企業を中心に、さまざまな業界で導入が増えており、今後もさらに普及していくでしょう。
そこで今回は飲食業界だけでなく他業界での導入例もご紹介します。