For Restaurants|2024/12/12
モバイルオーダーは人件費の削減や売上アップなどさまざまなメリットがある一方で、導入には費用がかかります。
そこで今回は、導入にかかる費用について、選ぶ際のポイントやメリット・デメリットとともに解説します。
モバイルオーダーシステムを導入する際には、一般的に設備費用・導入費用・月額費用がかかります。
それぞれの費用の内訳や概要をご紹介します。
モバイルオーダー環境の構築には、インターネット環境や無線ルーター、タブレット端末、プリンターなどの機器が必要です。
他にも、モバイルオーダーとレジを連携させるには、POSレジも必要です。
必要な設備を揃えるとなると、10〜100万円程度かかります。
既にお持ちの設備がある場合は、その分設備費用を抑えられます。
システム導入時の初期費用の相場は0〜3万円です。
最近では初期費用が無料のシステムで安く抑えられる反面、サポート内容や機能が有料のものに比べて少ないこともある点に注意しましょう。
システムごとに料金や機能が違うため、サービス内容や月額費用を踏まえて、自店に最適なシステムを選びましょう。
導入したら終わりではなく、運用のために月額費用が発生します。
料金はシステムごとに違いますが、相場は1,000円〜3万円程度です。
月額費用に幅がある理由としては、オプションの有無やサービス内容の違いがあります。
費用を安くすることばかり考えて満足に活用できなくては意味がないため、費用対効果を踏まえて有効に活用することを意識しましょう。
モバイルオーダーシステムは数多くあるため、自店に合っていないシステムを選んでしまうと思うような効果を得られません。
そこでここからは、システムを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
モバイルオーダーは、利便性の高さが人気を得ている理由の一つです。
そのため、メニュー選びから注文・決済までのプロセスが複雑だと、顧客はそのシステムを使いにくいと感じて利用しない可能性があります。
画面が分かりやすく、操作がシンプルで使いやすいシステムを選ぶことが重要です。
導入前にデモ画面を操作して、使いやすさを確認しましょう。
飲食店と一括りにしても、その業態は多種多様です。
そのため、自店を利用する顧客のニーズに適応するシステムを選ぶことも大切です。
例えば、居酒屋や焼肉屋でよくある「お会計を割り勘にして欲しい」という要望には、割り勘機能付システムが有効です。
また、自店の営業方法や利用頻度、屋内外などを考慮して、必要な機能を取り入れましょう。
現金に代わる支払い方法として、キャッシュレス決済の需要が増えています。
キャッシュレス決済には、クレジットカードや電子マネー、PayPay、キャリア決済などさまざまな種類があります。
顧客ごとに利用する決済方法は違うため、選択肢が豊富であるほど利便性は向上するでしょう。
また、現金払いに対応していないシステムもあるため、自店での現金利用率も把握しておく必要があります。
現金支払いができないことで顧客離れを起こす可能性もあるため、使用できる決済方法は慎重に検討しましょう。
観光地や繁華街など外国人が多く訪れる場所にある店舗の場合は、多言語翻訳機能がおすすめです。
英語や中国語をはじめとして、さまざまな国の言語翻訳機能があると、外国人の顧客も獲得できます。
外国人の来店が少ない店舗でも、英語や中国語・韓国語などの主要な言語の翻訳機能があることで、外国人が来店した際の案内や接客がスムーズにできます。
モバイルオーダーはデジタルデータを他のシステムと連携が可能です。
例えば、POSレジは注文情報を連携できるため、会計時にスタッフが注文内容を手打ちする作業が不要です。
他にも、会計ソフトと連携することで経理業務を自動化できます。
既存のシステムと連携のできるモバイルオーダーを導入することで、業務の効率化が見込めます。
導入後に不明点がある場合やトラブルが発生した際、サポートが受けられるシステムを選びましょう。
どれだけしっかりと準備をしていても、導入後に不測の事態が生じる可能性はあります。
また、通信障害やシステムエラーが発生することも考えられます。
その際、サポートが受けられないと対処に時間がかかり、顧客に迷惑をかけたりクレームの原因になったりします。
そのため、サポートの有無や、サポートの内容・方法・対応時間などは押さえましょう。
株式会社リクルートが発表した調査結果によると、外食店でのテイクアウト時のモバイルオーダー利用率は48.8%、今後の利用意向は51.1%でした。
約半数の方がモバイルオーダーの利用経験があり、かつ今後も利用したいと感じています。
経年比較では、特にセルフオーダーでは、2021年調査に比べて利用率が顕著に上昇しています。
モバイルオーダーの利用率が高くなっている理由は、利便性の高さや待ち時間の短縮などが挙げられますです。
また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、非接触式の注文方法が広がったことも理由の一つと考えられます。
モバイルオーダーを導入することには、メリットとデメリットの両方があります。
そこでここからは、両者のポイントを解説します。
モバイルオーダーを導入することには、以下のメリットがあります。
店舗側
・オーダーミスを防げる
・人手不足を解消できる
・人件費の削減ができる
・注文情報を分析できる
顧客側
・非接触で注文ができる
・好きなタイミングで注文ができる
・待ち時間が短縮される
このように、店舗側・顧客側の双方にメリットがあります。
モバイルオーダーの導入は、以下のデメリットも伴います。
店舗側
・費用がかかる
・スタッフへの研修が必要
顧客側
・面倒に感じることがある
・現金を使えない可能性がある
また、スマートフォンを持っていない顧客や、システムを使いこなせない顧客は、利用できないことがあります。
注文方法をモバイルオーダーに限定すると、これらの顧客が離れる可能性のあることも考慮しておきましょう。
モバイルオーダーの導入費用はシステムごとに違いますが、一般的には初期費用・導入費用・月額費用がかかります。
予算や必要な機能を検討し、自店に最適なシステムを導入しましょう。
モバイルオーダーシステムをお探しの方は、飲食店向けアプリ「L.B.B.Register」がおすすめです。
本アプリでは、モバイルオーダーやPOSレジ機能が月額料金内で利用可能です。
両者を組み合わせることで、更なるコスト削減、顧客満足度の向上や売上増加が期待できます。
飲食店のDX・経費削減はLBBにご相談ください。
For Restaurants|2024/12/13
近年、多くの飲食店でモバイルオーダーの導入が行われています。
モバイルオーダーを導入することで、人件費削減や顧客満足度の向上などさまざまなメリットがある一方で、導入にかかる費用が懸念点の場合もあるでしょう。
国全体でDX化が進んでいる今日、さまざまな取り組みに対する補助金や助成金があります。
そこで今回は、モバイルオーダー導入で申請できる補助金や助成金をご紹介します。
For Restaurants|2024/12/13
モバイルオーダーは人件費の削減や売上アップなどさまざまなメリットがある一方で、導入には費用がかかります。
そこで今回は、導入にかかる費用について、選ぶ際のポイントやメリット・デメリットとともに解説します。
For Restaurants|2024/12/13
近年、顧客が自分の端末を使って注文をする「モバイルオーダー」を導入する飲食店が増えました。
大手企業を中心に、さまざまな業界で導入が増えており、今後もさらに普及していくでしょう。
そこで今回は飲食業界だけでなく他業界での導入例もご紹介します。